既視感と禁煙
am8:30
この四本を最後に禁煙することにした
自分は今年37になるが
足かけ20年近く親しんできたニコチンとタールにお別れすることにした
動機は色々考えたが、一番印象に残って自分に影響を与えたのは
もう細かい所は忘れてしまったが
確か主人公のワタナベ君が
タバコが切れた時の煩わしさがイヤで
タバコを止めたという一節がある
自分は中二くらいの頃に始めて読んだが
毎年読み返す位この本が好きだ
その頃は
ただ何となく大人の世界や匂いがするこの本が大好きだった
それから大人になって酒も煙草も女も覚えて
飲む打つ買うも(常識の範囲内で)一通り済ませて
今朝ふっとこれでやめようと思い立った
こんな形で、唐突に煙草をやめようとを考えて
理由は何だろうと
ノルウェイの森の一節がパッと浮かんで
妙に納得してしまった
何時かはこの本の主人公のように禁煙することが
始めて読んだときに
もうすでに決まっていたかのように
奇妙な感覚だった
ただ「なんとなく」を
自分は重視している
なんとなく今回の禁煙も後で良い事になると思う
一時間でも長く続きますように
2014 11/15
禁煙14:00~